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2015年10月28日 (水)

必ずできる

当塾でお預かりしたお子さんには、全員に良くなることの素晴らしさを実感してもらおうと思っている。

書道の得意で、すぐに上達する子もいるけど、

書道が苦手で、なかなか上達しない子こそが、将来有望な子なのだと考えている。

また書道が得意だったはずなのにスランプに陥って悩んでいる子も、将来有望な子なのだと考えている。

苦手を克服することは、教わる側も教える側も大変なことだけど、苦手を得意に変えられたなら、これからどんな厳しい試練に会おうとも、「きっとできる」と考えることができるだろう。苦手克服は、一生役立つ素晴らしい財産と言えるのだ。

人生良いことばかりではない。これからの人生、どんな厳しい試練に出会うかわからない。

得意なことばかりやっていると、壁にぶつかった時、「自分には才能が無い」と諦めてしまいやすいのだ。

そういう意味で、当塾でのシュタイナー教育は、どちらかというと書道の苦手な子に大きな効果が出ている実感がある(もちろん、できる子には、厳しい壁〈試練〉を与えることで効果を上げようと考えている)。

空間認識能力に劣る子、加減の全くわからないような子には、シュタイナーの線描(ひたすら直線を引くワーク)が、その子の芸術性の扉を開くきっかけを作るようである。

当塾は、本格的なシュタイナー学校ではないので、徹底したシュタイナー教育は展開できない。とはいえ、子供の能力開花やスランプ脱出のためにシュタイナー教育を役立てることは可能なのである。だから、シュタイナー漬けになっている子もいれば、数か月に一度しかシュタイナー教育を受けるチャンスを得ていない子もいる状態である。

教えている側としては、それが特別なお稽古ではないとしても、いつもシュタイナー教育を念頭に入れて教えているのだ。特に、お稽古の後には、必ず「教育ノート」を付けているのだが、これを書きながら、シュタイナー教育の視点から分析して、次回のお稽古の方向性を決めているのである。

お預かりしたお子さん全員が、どんな厳しい試練に出会っても「必ずできる」と考えられる人間へと育てていきたいと思うのだ。




恵翠書院 盛岡教室 http://flock.cocolog-nifty.com/blog/cat51275045/index.html

恵翠書院 滝沢教室 http://flock.cocolog-nifty.com/blog/cat51275017/index.html

2015年10月10日 (土)

苦手克服こそ最高の心の財産

全国展に出していると、書道塾から出品してさえも一人は銅賞を取る子がいるものである。

私は、銅賞を取った子を一番大事に考えている。

この子こそ、将来有望だと考えているからだ。

将来この子が大人になって、何らかの指導者になった時、

「私は、良い賞しか取ったことないから、できない人の気持ちなんてわからない」

では、誰もついてこないだろう。

「私は、書道においても始めは銅賞だったけど、ものすごく努力して、苦手を克服して、特別賞を取ったんだ」

って言えるなら、始めできない教え子も勇気をもらって、きっとできる人に変えられていくことだろう。

きっと、誰もがそんな指導者についていきたいと思うことだろう。

本当にできる人とは、自分もできる人で、周りの人もできる人に育てられる人だと思う。

自分だけができる人で、周りの人を全く育てられないようでは、本当にできる人ではないのだと思う。

だから私は、銅賞を取った子こそ、未来の指導者にふさわしい素材だと考えているのである。

人間、一つくらいは、超苦手なことに徹底して取り組んで、得意に変えられる体験を持ちたいものである。

得意なことばかりやっていて、苦手なことから逃げていては、残念な次元に留まってしまいそうな気がするのだ。

さて、あなたの苦手は何ですか?

頑張って克服してみませんか?




10月は、普段の競書の他に、段試験と、書写コンの課題に取り組まなくてはなりません。

段試験も、書写コンも練習量で決まります。

通常90分のお稽古時間を120分に延長して教えていますので、お車で迎えに来られる親御さんは通常より30分遅く来てください。

10月は、週1で足りないと思ったら週2来て頑張って欲しいと思います。週2の予約も受け付けております。

特に前回、結果が芳しくなかったお子さん。苦手意識を乗り越えるために週2で頑張らせてみませんか?

きっと素晴らしい奇跡が体験できることでしょう。努力なしに奇跡は起こりません。努力あるのみです。

きっと、素晴らしい心の財産が得られることでしょう。




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2015年10月 9日 (金)

子供たちとの思い出づくり

昨日は、なかなか級の上がらない子が、何と写真版に上がったので、急きょ、居合わせた5人の子供たちとフライドチキンとクリームソーダ―でお祝いをした。木曜日のレギュラーメンバーたちである。

小3の彼は、微妙な加減が理解できずきれいな字が書けないでいた。そこで、彼にはシュタイナー教育のフォルメンによる「良い線と悪い線」から取り組んでもらっていた。良い線を書くには、真っすぐ書かなければいけないし、さらに良い線を書くには墨の量も加減しなくてはならない。何度も何度も直線を書く練習をした。そして、良い線が書けるようになったら、急に美しい字が書けるようになっていったのである。

彼は、私のシュタイナー教育の最も成果を示してくれた塾生である。他の子供たちは、彼が苦手なことに取り組んでいることを良く知っている。だから心からお祝いできるのである。そして、苦手なことを克服することがいかに素晴らしいことかを知ったのではないだろうか。

昨日はもう一つ素晴らしかったことがあった。それは、小5の女の子が、クラスの代表に選ばれたという作文のコピーを持ってきてくれたことである。

『どんな病気の人も元気になる薬』という題名のものだったが、「笑い」と「笑顔」がどんな病気にも利く素晴らしい薬と書いてあり、後半にはおばあちゃん先生への感謝の言葉が添えられていた。

私が代読させてもらったが、おばあちゃん先生への素晴らしいプレゼントとなるその作文に全員が感動していた。自分もそんな文章を書いてみたいと言う子も出てきた。

昨日のお稽古は、とても思い出深い日となった。

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2015年9月27日 (日)

良い線を書く

字は形が整っていて上手く書けているのに、魅力が感じられない。


そういう字を書いている子の字は、良い線になっていない場合が多い。


そこで、良い線を理解するためには、良い線と悪い線を見分ける力が必要となる。


そこで、良い線で書かれた書と、悪い線で書かれた書を見比べてもらう。


理解できたなら、次に、良い線を書くにはどうしたらよいかを考えてもらう。


書くスピードについて考えてもらう。


早過ぎてもいけないし、遅過ぎてもいけない。


そこまで理解できたら、次に、生きの良い線とそうでない線について考えてもらう。


活字のような字になっていると生きの良いとはいえない。字の中に微妙な強弱がなくてはならない。


そこで、生きの良い線で書かれた書と、そうでない線の書を見比べてもらう。


理解できたなら、次に、生きの良い線を書くにはどうしたらよいかを考えてもらう。


線に微妙な強弱を付けるには、筆の持ち方が重要であることがそこで理解できるようになる。


また技も必要になってくる。その技を習得するには、何度も練習しなくてはならない。


つまり、部分練習が重要であることを理解できるようになる。


教師は、最初から教えないで、その子に試行錯誤させる。ヒントは教えるが、その子が自力で見つけたなら大いに褒める。


試行錯誤した方が、理屈が理解できるからだ。


課題を通して書いても、あまり力が付かない。一度通して書いてみて、課題が見つかったなら、徹底的にこういった部分練習をするべきなのだと思う。


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2014年12月 9日 (火)

クリスマス会についてのお知らせ

                        クリスマス会についてのお知らせ

                                                                2014年12月6日

 今年も、クリスマスのシーズンとなりました。当塾では、恒例のクリスマス会を催すこととなりました。例年ですと、盛岡教室で行っておりましたが、今年は滝沢教室で行います。そのことで、盛岡教室の親御さんには、何かとお手数をおかけしますが、ご協力、何卒よろしくお願いいたします。                                         

 日時:2014年12月20日(土曜日) 午後1時~2時半 

         12月21日(日曜日) 午後1時~2時半 

 ※21日(日曜日)の方は、あくまで20日(土曜日)に来られない子のために設定したものなので、来られるのなら出来るだけ20日(土曜日)の方に来てください。人数の多い方が楽しいからです。       

 

 

 場所:恵翠書院 滝沢教室
         滝沢村鵜飼字洞畑95-4 枝島コーポ105号  ※鵜飼小学校のすぐ傍です。 

 連絡先:090-7565-9246(奏月携帯)

Photo

 クリスマス会で年間ベストテンの受賞者となった子に授与するメダルや楯の依頼の件で、なかなか日時が決められず、お知らせが遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
                                                                    佐藤 奏月記


2014年11月11日 (火)

恵翠書院 近況報告

 

①学習発表会

1018日(土) 滝沢市立鵜飼小学校 学習発表会

 

1025日(土) 盛岡市立高松小学校 学習発表会


共に、昨年に引き続き見に行くことができた。鵜飼小を見終えて、昨年より若干質が落ちた感じがしたが、高松小も同じだった。始めに、案内の挨拶をした担当者の話が、鵜飼小も高松小のほぼ同じ内容だったのも印象的だった。5名の1年生による開会宣言もほぼ同じもので、あまりに類似点が多いことに思わず笑ってしまった。

昨年は、主役の子どもの働きが重要だったが、今年は「全員参加」がより徹底していて、その分ドラマ性が落ちたのだと思う。例えば、「心の声」の部分は、大人数で行なわれていた。例えわずかな台詞でも、子どもたち一人ひとりにスポットを当て、ボデイランゲージによる全身を使っての表現がなされていたことが印象的だった。

二つの学校を見て、ほぼ同じ教育が受けられていたことに感動した。つまり、日本中、どこに生まれようと、同じ教育が受けられているということを意味するからだ。日本の教育力の高さを感じられた。

ほとんどの発表が2週間足らずの練習で行なわれていたのに対し、高松小の3学年生の発表では、リンゴ園での受粉や袋かけ等のお手伝いを通し、リンゴ園の歴史を寸劇にしたりと、5ヶ月前後もじっくり取り組んだ内容となっていた。やはり、時間をかけたものは素晴らしく、私はついつい感動の涙を流してしまった。

今後も、公開されている学校行事には積極的に出席したいと考えている。




②シュタイナー教育


1028日(火) 恵翠書院・滝沢教室 シュタイナー教育(第7回)

 

11 1日(土) 恵翠書院・盛岡教室 シュタイナー教育(第8回)


菊池澄子先生によるシュタイナー教育も8回目となった。盛岡教室では初めての試みとなったが、シュタイナー教育の後、子どもたちの集中力が高まり、良い作品を連発していたのが印象的だった。

ただ、何度か受講した子の中には、何のためにやっているのだろうという疑問の声があるようだった。シュタイナー信仰の強い菊池先生は、子どもたちには何も話さないでやるべきと言うのだが、本当に目的を提示しなくてよいものか疑問が残った。

シュタイナー教育というより、シュタイナーの人智学自体が、カルトと思われてもおかしくない内容なので、私は、現代の日本の教育に自然と溶け込めるようなガイドラインを作成しているところである。そこさえ押さえていれば、「奇妙な」とか「宗教的な」という形容がされることはなくなることだろう。そういう意味で、新しいシュタイナー教育理論を作り上げていきたいものである。

高いレベルの日本の教育を生かして、さらに「人格教育」にまで発展させ展開できるのが私塾の教育であると思う。私はそういう教育を目指していきたいと考えている。




③段試験と書写コン


「北光」(創玄会)後期段試験と、岩手県小・中・高校書写書道作品コンクールの出品も終えることができた。

書写コンの話題だが、小3の子で、担任の先生から、「あなた、塾で習っているのにこんな作品じゃ出せません。」と返されたということで、急きょ猛特訓をさせることになった。私が厳しい態度で教えることで、彼女は泣き出したのだが、泣くままで特訓を続けた。1時間ほど泣いたら涙が枯れたのか涙を半紙にこぼすことがなくなった。この時点から、良い作品が連続するようになり、返された作品とは雲泥の差のある素晴らしい作品を書き上げた。

その作品の出来栄えの良さに、彼女も達成感を得られたようで、笑顔に変わった。その子の可能性を引き出せたことで、作品を買えてしてきた担任の先生に感謝せずにいられなかった。

やはり、良い作品は、厳しさを乗り越えないと生まれてこない。今年は特別賞が2名、3作品だったが、来年はその上を行くような気がする。子どもたちが、去年より厳しさに耐えて頑張ったからだ。結果はどうであれ、努力ができたということは大成功だったといえるような気がする。

段試験は、書写コンの練習に奪われてしまい練習が不十分だった子が何人かいたことが反省点となった。書写コンの練習をもっと早く始めるべきだったのかもしれないが、皆さん、どうしても締め切り間際に本領を発揮するため、書写コンをある程度頑張り、段試験を仕上げた後に、また書写コンの仕上げに取り組むといったスケジュールを組むべきだったのかもしれない。シュタイナー教育をやったことも時間を失う原因となった。この時期は、シュタイナー教育を避けた方がよさそうである。ことしは、初の試みだったため、外すことができなかった。

更に、この時期、父の脳神経外科と循環器内科、消化器内科と毎週のように、朝から晩までかかる検査が続き、4月に腰の骨を折り、ようやく歩けるようになった母の件でもかなり時間を要した。この件でも、お稽古が犠牲とならないよう対策を講じているところである。

来年は、書写コンも段試験もどちらも、子どもたちが思う存分頑張れるように指導していきたいと思う。

2014年8月 5日 (火)

シュタイナー教育始動

729日(火)と、昨日74日(月)に、シュタイナー教育研究家の菊池澄子先生をお招きして、フォルメンの30分授業を行った。カリキュラム的には、20分にまとまると理想的なのだが、始めたばかりなので30分でも上出来だったように思う。

 

 

729日には、小学校1年生の女の子2名と、小学校3年生の男の子2名に行った。菊池先生とは初対面の子どもたちに対し「お楽しみ会」という名目で始めた。

 

最初に、お稽古室の隣の6畳間を空の状態にして、そこで歩きのワークを行った。子どもたちは、菊池先生の後に続いて行進をした。

 

最初に、「直線歩き」。次に、「波型歩き」。次に、外から内側に向かう「渦巻き歩き」、最後に、内から外側に向かう「渦巻き歩き」をしてもらった。それまで、静かにお習字に取り組んでいたこともあり、子どもたちは楽しそうに菊池先生と同じ動きを真似ていた。

 

その後で、大きな座敷テーブルを部屋の中央に置き、フォルメン線描に取り組んでもらった。

 

画用紙を1枚ずつ手渡し、菊池先生が示す手本に従ってフォルメン用の太いクレヨンを用いて子どもたちに線画を描いてもらった。

 

最初に、左から右へ5本引く「直線描き」。次に、左から右へ5本引く「波型描き」。次に、外から内側へ引く「渦巻き描き」。さらに、前に描いた渦巻き書きに内から外側に引く線を加える「渦巻き描き」に取り組んでもらった。

 

クレヨンは、描き方を変える度、子どもたちに譲り合ってもらう形で色を変えて描いてもらった。

 

フォルメン線描に取り組んでもらった後で、自分が書いた作品の中から一つ選んでもらい、その線描画に自由に絵を描いてもらうようにした。また、何も描いていない白い紙を選んで描いても良いこととした。

 

女の子二人は、ピアノを習っているということもあり、直線書きを五線譜に見立て、カラフルな音符を加えていた。どちらも健全な絵であると感じられた。

 

男の子たちは、白い紙に描くことを選び、一人は赤いクレヨンで、まるの中にレンズ型を8個組み合わせて綺麗な模様を描いていた。ただ、題名は無いとのこと。スポーツ少年のイメージの子なのだが、女の子的な繊細さも兼ね備えているように感じられた。

 

もう一人は、いろいろ色を塗っていたら黒くなってしまったので、それをブラックホールに仕立てたまでは良いのだが、始めに描いた島がブラックホールに滅ぼされていくというネガティブな絵となってしまった。この子は、お習字でも小敗から台無し作品にしてしまうことが多く、ある意味、破壊的傾向があることが表面化された。とはいえ、お友達の作品を褒めるような優しい子ではある。問題視するほどのことは無いが、小さな心の闇が存在していると感じられた。

 

子どもたちは、菊池先生に素直に従い楽しそうだった。

 

 

昨日84日には、小学校2年生の女の子1名と、小学校4年の女の子2名の計3名で行った。終わりの方で、小学校6年の女の子1名が加わった。

 

729日のものと全く同じ内容で行った。

 

子どもたちは、菊池先生との時間をとても楽しそうで、普段あまり笑わない子が2名いたが、二人とも笑顔で先生に従っていた。

 

前回と一つ違った点は、その2名が緊張しているように思えたことから、菊池先生は、フォルメン描画に入る前に、全員で「静かな湖畔」を先生の後に従って歌わせた。私も、歌で協力して盛り上げた。歌を3つに分け、部分練習をしてから、全体を歌うようにした。大人しい筈の子も声を出して歌ってくれた。

 

このワークの後、緊張がほぐれたのか、子どもたちは終始笑顔だった。

 

自由画では、小学校1年生の女の子は、「渦巻き描き」を選び、それを渦巻きキャンディーの絵に仕上げた。小学校4年生の女の子の一人は、「波型描き」を選び、水色を使って海に仕立て、さらに花火を描いていた。小学校4年生のもう一人の女の子は、「直線描き」を選び、緑色の腺に、黄色とオレンジ色をきれいに塗り、楽しい夏の雰囲気を表現していた。

 

さて、途中から参加した小学校6年生の女の子は、一目見ただけでは描けない難しいフォルメン描画に挑んでもらった。線の上から、何度も指で辿って描画の構造を理解してもらった上で書いてもらったが、見事に描いていた。

 

この子は、全国展の高円宮杯では4年連続日本武道館賞を受賞し、県の書写書道コンクールでも、2年連続毛筆・硬筆共に特別賞を受賞した子である。数日前に、その書写コンの4年生毛筆課題のお手本を彼女に書いてもらったのだが、私の書いた手本より良い作品となり、その実力に驚かされたばかりだった。ご家庭の躾教育がしっかりしており、成績が優秀なのに、できない子たちからも慕われるというバランスの取れた子である。フォルメン線描の作品にも、そういったバランスの良さが表れていたように思う。

 

 

次回は、87日(木)に、菊池澄子先生と3回目のシュタイナー教育の授業を行う予定である。

 

 

私たちの目指す教育は、進学塾とは別の角度からの教育である。子どもたちが良い高校、良い大学に入り、良い就職まで決められたとしても、その職場で壁にぶち当たり、仕事をやめ、転落人生を歩んでいるような人は多いのである。その中には、犯罪者となり刑務所に入るような人もいる。

 

彼らは、決して根性なしの人間ではない。人一倍勉強したということではむしろ根性のある人間なのである。しかし、自己一致ができていないゆえに、自分の命の方向性や使命に気づいておらず、大きな壁にぶち当たると、プライドが逆にマイナスに働いて破滅的な方向性に向かってしまうのである。

 

シュタイナー教育の重要性は、大きな壁にぶち当たっても、諦めることなく進んでいける真にたくましい魂の育成が実現できる点にある。この教育法を日本中に広めて行けたなら、日本の子どもたちの未来は明るくなると確信しているのである。

 


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2012年10月 3日 (水)

子どもたちは、みな天才

学校では、できる子、できない子がいるのかもしれません。

しかし、ここの塾の塾生たちは、みな天才です。

ある人は、優れた経験が積み重ねられて自信に繋がっていくのだと言います。

しかし、本当にそうなのでしょうか。

私は、自信に根拠など要らないのだと思います。

根拠なんかどうでもいいから、

「わたしはできる」

そう思えることが自信の第一歩なのだと思います。

「わたしはできる」と思うと、必ず奇跡を体験できます。

教える者として私は、いつも子どもたちの奇跡を信じています。

なかなか級の上がらなかったある子は、ついに奇跡の一枚を書いて、写真版に掲載されました。

競書ではなかなか級が上がらなくても、全国展で特別賞を取る可能性は十分にあるのです。

そういった奇跡体験が、子供たちがそれぞれの分野で活躍していくための力になると信じています。

ただ、ご家庭での会話が原因なのか、その子の生まれ持った性癖なのかはわかりませんが、

「わたしはできる」とイメージできない子が若干います。

そういう子とは格闘するようにして、指導しなくてはなりません。

本来、できない子などいないのです。

できないとは、単なる思い込み、または悪い習慣に過ぎません。

人間の本来持っている能力とは別のことなのです。

重度の障害を強いられている人でも、そういった奇跡に生きていて、感動的な人生を歩んでいます。

子どもたちに「できる未来」をイメージする習慣を身に付けさせ、明るい未来を切り開いていって欲しい。

そういう心の援助をしていくことが、教師の使命なのだと信じてやみません。

そして書道は、そういう教育が展開できる素晴しい習い事なのだと信じてやみません。