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2014年7月22日 (火)

お知らせ(2014年7月22日号)

◆お盆休みについて

恵翠書院のお盆休みについてお知らせいたします。 


 8月12日(火)~8月16日(土)までの5日間をお休みさせていただきます。 

 お休みとなった分のお稽古につきましては、書写コンの指導を徹底させることで頑張らせていただきますので、何卒ご了承くださいますよう宜しくお願い申し上げます。 




◆シュタイナー教育入門

シュタイナー教育を一言で言い表すならば、「誕生時に乱れた肉体とエーテル体との関係を修復するための教育的アプローチ」とでもなるのでしょう。

ルドルフ・シュタイナー(1861-1925 現在のクロアチア出身の神秘思想家。アントロポゾフィー〈人智学〉の創始者。哲学博士)の確立したシュタイナー教育は、人智学に則ったものなのですが、この人智学とは宗教とは大きく異なります。

宗教は、神の教えゆえ、教祖の唱えた御言葉を訂正したり、付け加えるようなことは決してできません。それゆえ絶対的知識といいます。シュタイナーの確立した人智学は、新しい真理の発見により間違いが見つかれば訂正ができ、新たに付け加えることもできます。それゆえ相対的知識といいます。ただ科学と若干異なる点は、まだ科学では解明されていない超越した事柄を、時代に先駆けて取り扱っている点です。

エーテル体って何?

シュタイナーの文献には、あらゆるところで登場してくる言葉ではありますが、一般的には全く知られていないものではあります。

誕生時に、つまりは生まれ変わりの際に、その人の魂ともいえるアストラル体が、魂の性質に合致した肉体とエーテル体(根源的な生命力)を探すのですが、完全に合致することがないゆえに、なかなか見つからず、最終的には妥協して入っていく形になるのですが、入る直前に誰もがたじろいでしまうのだそうで、そのことで肉体とエーテル体が上手く合致しない状態で誕生に至ってしまうとのことです。

歯が生え変わる頃までに、自然と調和したワークを行うことで、子どもたちの肉体とエーテル体は修復されていき、健全なものとなっていきます。このワークがシュタイナー教育の中心をなすものです。これは、非言語的なワークで、子どもの感性を引き出す内容となっています。

シュタイナー教育は、主にドイツで成果を上げている教育なのですが、ドイツはキリスト教の国です。生まれ変わりといと、どちらかというと仏教的であり、キリスト教の教えに反するようですが、シュタイナーはそこをしっかりフォローしているゆえクリスチャンとしての信仰生活に支障は起こらないようです。キリストが唱えた愛の教えは、むしろシュタイナーの教育の中で重要な位置を占めているものでもあるからです。

人は思春期の頃までに、前世の自分を思い出していき、前世の自分が蘇っていくのだといいます。お父さんともお母さんとも異なる性質や才能が表れていきます。そのため、それまでの親を手本にして培ってきた自分を乗り越えよう、自立した自己を確立しようと反抗的になるわけです。もちろん、前世の自分が蘇ったとしても、前世の自分の名前を思い出すとか、前世で生きた思い出を語ったりはできません。この世は魂の修行の場と位置付けられているゆえ、修行の邪魔になるものはそぎ落とされて本質だけが表面化しているのだとも言えます。

前世の存在を見つける方法は、いろいろあります。自然界の動物の営みの中に見つけることも可能です。書道教室 「恵翠書院」のブログ( http://ameblo.jp/tsukuyomi310/ )の4月8日の記事にそのことについて詳しく書いてみました。興味のある方は、読んでみてください。

子どもたちが、発達に即した学問的な取得や運動的なスキルと社会性の基礎を身に付けるという学校教育の良さを殺すことなく、むしろ生かしながら、その子の個としての人格にアプローチしていき、魂レベルの面でも健全な成長ができるようにサポートしていく教育がシュタイナー教育なのです。

当塾が重要視しているのは、お弟子さんとの対話を密にしていることで、これは小さな塾ゆえに可能となっていることなのですが、その子が自分の苦手意識等のハードルを乗り越えていけるよう、単なる根性論とも違う、魂を鍛える指導を心掛けております。自分の限界と戦うことで悔し泣きする子が絶えませんが、必ず笑顔になって、元気になって帰っていきます。これは、シュタイナーマジックでもあるわけです。

シュタイナーの研究は、あまりに奥が深く、一生掛かっても極められないものと感じていますが、それゆえ人生を掛けて研究し続けられる素晴らしい学問であると私は思うのです。

 今回は、難解な内容となってしまいました。すみません。                                                       (佐藤 潤記)



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